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2002年度版「初体験」


個人事業をやる決心をしたのは2002年の1月でした。

その月に税務署へ行き「個人事業開業届」を提出しました。開業届は無料で受け取ってくださいますが、それと同時に「所得税の青色申告承認申請書」も一緒に提出しました。


実は、その時点で税務署へ「来年から私は確定申告をおこないます!」と宣言したことになるのです。事業をおこなうというのは儲かった場合、国へ税金をおこなうものだということを再認識したのもこの時でした。


では申告後に何をするのかといいますと、1月1日より12月31日まで1年間の収支の帳簿作成をおこないます。
そして、一年間で作成した帳簿を計算し、所得(本業の給与以外の収入から諸費用を差し引いた金額)が20万円を越えた場合は翌年3月に確定申告を行うのです。


帳簿作成と言っても「紙に書く」ことはお勧めしません。


私のような素人が帳簿作成する方法は2つあると思います。
人に頼むか、自分でPCソフトに入力するかです。


お金に余裕のある方は税理士に頼んでください。とても楽で正確です。
インターネットですと税理士お探し隊が有名で、 値段、地域、年齢、性別等で自分に合う税理士を全国どこでも探せる無料サービスです。(試すだけでも面白い)


お金が無い方、又はお金を使いたくない方は、すぐにパソコンショップへ行き確定申告用ソフトを購入してください。確定申告用ソフトは最近では5000円くらいから販売していますが、1万円から2万円で使えるものを購入することができます。
(事業の規模が大きい方は弥生会計や勘定奉行などの会計専門ソフトを利用しています。)


当時、私は「やるぞ!青色申告21」というソフトを購入しました。1万2千円でした。
ソフトのパッケージに「ユーザー数日本一」というキャッチコピーが書いてあって、それを読んでつい購入してしまったのです。


私の場合、一ヶ月分の収支をまとめて入力をしています。副業の規模がそれほど大きくありませんので、一ヶ月分の入力時間は約3時間ほどで終了します。
一ヶ月間の行動の結果を見るのが楽しい時間でもあります。


実際の入力は、収支内容を仕分けてから始めます。
オンラインショップの収支内容は多くないので、簿記の勉強をしていなくてもちゃんと仕分け入力は出来ます。
私の場合、仕分けは20種類くらいあります。


収入は貸方科目はほとんど「売上」になります、借方科目は「普通口座」「現金」がありますが、通常は振り込みが多いので「普通口座」になります。
通帳を見ながらの入力作業になります。


支出は種類が多いです。
借方でよく使うのが「仕入代金(メーカーからの商材仕入)」「荷造運賃(商材の送料)」「給与(奥さんへの人件費)」「会場会議費(セミナー会場、講師代金等)」「通信費(電話、プロバイダ等)」「賃借料(レンタルサーバー代)」「消耗品費(仕事で使う備品等)」「旅費交通費(電車代)」等があります。


月締めで「月次試算表」を作っています。(サラリーマン副業宣言!の「売上状況」コーナーで発表している内容です。)


それを毎月繰り返していれば、確定申告はスムーズに処理できます。
人によっては1年分の領収書をまとめてドサッと保管しておき、1週間自宅で缶詰状態になり帳簿作成をする人がいますが、大変ですのでそれだけはやめましょう。
また事業をおこなうのでしたら、毎月の決算をおこない、自分の会社の状態を把握することも大事だと思います。


11月頃に税務署から「所得税の青色申告決算書」という封筒が届きました。
確定申告は来年3月、まだ5ヶ月も先ですので実感はありません。
その書類はそのままファイルに保管してしまいました。


更に年明けには税務署から「所得税の確定申告申告書」の用紙が届きました。
「ちゃんと用紙が届くんだなー。」と思いつつ、書類を保管しました。


実際に、処理を始めたのは1月の中旬でした。


税務署へ確定申告をおこなうのが2月17日から3月17日までの1ヶ月間です。
多少余裕をもって処理を開始しました。


初めての確定申告でしたので、インターネット上で確定申告の方法がわかるサイトを探しました。
いろいろと探した結果i確定申告@go相談.comへたどり着きました。
6ヶ月間630円で登録できます。
書類の書き方や計算方法などの質疑応答がとてもわかりやすく便利でした。
また、登録をすると確定申告の書類作成用フリーソフトも利用出来ます。
かゆいところに手が届くサイトでしたので非常に助かりました。


作成した書類は「平成14年分の所得税の確定申告書B-2ページ」「平成14年分所得税青色申告決算書(一般用)-2ページ」「仕訳帳-44ページ」でした。
そのサイトの説明に沿ってソフトに入力しましたら、無事完成しましました。
(経理の考え方がわからなくても、すべてソフトがやってくれるのは有り難いです。)


3月6日いよいよ税務署へ行きました。
確定申告の書類は郵送でも可能なのですが、今回はじめてということもあり、直接税務署へ行くことにしたのです。
念のため本業は1日お休みを頂きました。前日、スタッフには「確定申告へ行って来ま~す!」と宣言してきましたが、皆さん驚いていました。


確定申告の時期は税務署が凄く混雑すると聞いていたのですが、税務署内の駐車場へ車を駐車でき、フロアにも直ぐに入ることができました。
皆さん本当に締め切りギリギリで税務署へ来るのでしょうか。


その日は税務署のフロア内で確定申告の書類の作成をしている人、つまり納税者は約80名でした。
それに対して税務署の担当者が15名ほどいまして、1人の担当者が4~5名の納税者に囲まれるような形で対応しています。とても親切丁寧な対応でしたのでやりやすかったです。


私もその中におじゃまして、税務署の担当者にいろいろと質問をしました。書類は準備したのですが、不安だったためです。
実際、一カ所間違いが見つかりその場で書類の訂正をしました。


所要時間は約1時間で書類が整い、税務署へ提出することが出来ました。


初めての確定申告の申告額は0円でした。青色申告をしましたが、青色の控除38万円を差し引いたら0円になってしまったのです。


去年の年末に先行投資でプロジェクターを数十万円で購入してしまったので費用が増えたことも影響しました。


来年こそは確定申告で税金の納付して、国の役に立つぞ~!


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